2014年10月10日金曜日

八経ヶ岳の編  ~ 近畿五芒星レイライン巡礼の旅 4日目 ~

8月26日

もう、身体が限界を感じていたので、
朝食を食べた後、そのまま下山するつもりでしたが、
管理人さんから、
「せっかくここまで来たのだから、近畿最高峰の八経ヶ岳まで行ってくださいよ。30分で行けますから」と強く勧められ、行くことに

身体は、下山するだけで精一杯、それ以上はノー!危険!と言っていたのですが、
そんなに勧めるならと・・・
またまた修験カルマ発動(;´Д`)
&人の勧めは断らない素直な私たち・・・(-ω-)/

今にも雨が降りそうな中、八経ヶ岳に向けて出発

道はそう大変な道ではありませんでしたが、すでに足はガクガクです

途中、初めて見る苔かシダのようなもの、
つる性植物のようにしだれていて、とてもきれいでした



どうにかこうにか、山頂に到着しました



辺りは真っ白!
全く下は見えません(;´Д`)

もう、格好も何もどうでもいいおばさんになってます

それでも、無事に近畿最高峰に辿り着けたことに感謝を捧げ、
下界から遥か遠く高く離れた清々しい山頂のエネルギーをいっぱいに吸い込み、
無事に下山できることを祈って、
山頂に別れを告げました

後は、ひたすら下るだけです

ぬかるんだ道をよけながら、
ぽつぽつと来始めた雨がまだ持ちこたえている間に、
山小屋に戻って来ることができました

往復1時間のところ、やっぱり私たちは1時間半かかってしまいました(;´Д`)

山小屋についたとたん、
ザーっ!!
すごい大雨です

ちらっと「あー、やっぱり身体の言うことを聞いて、すぐに下山すれば良かったかな」と
思いましたが、
雨を眺めていると、
ふっと、龍神が喜んでくれていて、別れを惜しんでいる、という感覚がぽんと来て、
ちょっと感動し、私も「ありがとう」を告げました

20分ほど降ったでしょうか

その合間に、単独行の男性登山者が山小屋に雨宿りに来て、
一緒に雨が止むのを待っていました

雨は強くなったり弱くなったりを繰り返していましたが、一瞬、止んだ瞬間、
「出るのは今だ!今を逃したらダメだ」と思ったら、
隣で休んでいたその登山者もすっくと出る用意を始めたので、
結構、タイミングを読むセンスはあるかも(^_^)と、ちょっとうれしくなりました

というのも、一緒に雨を見ていたパートナーは、全く動こうとしていなかったからです(;´Д`)

「え~?もう出るの?」とぐずぐすしているパートナーをせかして、
管理人さんに再度別れを告げる暇もなく、
下山開始です

夜までには、玉置神社に寄ってから熊野の那智勝浦まで行き、
熊野を同行する友人を一人、ピックアップしなければならないので、
さほど時間に余裕はありません









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