2014年11月3日月曜日

大斎原(おおゆのはら)の編  ~近畿五芒星レイライン巡礼の旅 6日目 ~ 

本宮大社横の駐車場に停めてあった車に戻り、靴と靴下を取り替えて、すっきり
ついでに、横のお土産物屋さんで、コーヒーを♪

大斎原は、そこから徒歩10分くらいのところです

雨も止み、蒸し暑くなってきました

元々、熊野本宮大社は、神が降り立ったと言われている、
大斎原(おおゆのはら)と呼ばれている、
熊野川と音無川と岩田川の3つの川が合流している中洲にあり、
現在よりはるかに大きな規模だったそうですが、
明治22年の大水害で社殿のほとんどが流され、
残った4つのお社が、現在の位置に移されたそうです

3つの川が合流しているところなんて、
それだけですごいところです


写真の一番右側、一番大きな川が熊野川で、熊野本宮観光協会とある辺りの川が音無川、
一番左、森の中を流れている川が岩田川です
ボヌールとあるところの右の森が、大斎原です

こうやって見ると、熊野川、すごいですね


清い川の流れは、辺りを浄化します

その3つの流れが出会う地点は、地勢的にもエネルギー的にも大きな意味があると思えます

そこに、熊野三所権現(熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神)が
降り立ちました
その様子は、「大きな櫟の木に、3つの月が降り立った」というものだったようです
エネルギー体で降り立ったのでしょうか
さぞや、美しい情景だったでしょうね

やはり、龍神、水の神系なのでしょうか?

熊野速玉大神は、近世では伊弉諾のことで、
熊野夫須美大神が伊弉冉とされているようですが、
家津美御子大神がスサノオなのでしょうか?

ちょっと調べましたが、速玉男命というのがスサノオというのもあって、
よくわからずじまいでした
また、ゆっくりと調べたいと思います


さてさて、
本宮大社の前の広い道から横に入り、ちょっと行くと、
はるか前方に、なにやら巨大なものが!!


遠くからでも、すごい迫力です

大鳥居へと続く道の左手に、末社の産田社がありました


女性の守り神、伊弉冉の荒魂をお祀りしているところで、
産守りという、お産や子宝など、女性の幸せを守ってくれています


大きいからだけではなく、何やらすごいパワフルなエネルギーが向かってきます

大鳥居までは、そこに見えているのに、結構かかりました

でも、稲穂に囲まれた道は、とても気持ちがよかったです

じゃん
じゃじゃん !
 じゃじゃじゃん!!


巨大です!

見上げます!!

でも、その大鳥居をくぐると、そこは静かな平穏なエネルギーに包まれたところでした



旧社地の看板があります

その隣にあるもうひとつの看板を見て、あっと驚きました


最後の方に、「江戸時代までは橋が無かった為に、参詣者は川を渡り足を濡らさなければ境内に入れませんでした。これを「濡藁沓(ぬれわらくつ)の入堂」といい、全ての参詣者が自然に身を清める禊をしたわけです。」とあります!

私たちが足をびしょびしょにした訳がわかりました!

やはり、禊だったのです

本当にお参りする気持ちのある人は、自然に禊をされるのでしょう(*´ω`*)

本宮大社へのお詣りが済むと、雨も止み、
無事にご挨拶と感謝を捧げられたのがわかりました

静かに佇む跡地

広々としていて、とても気持ちがよかったです
ふと、横道に入ると、川に出ました
熊野川です



やったー!

なんだか、隠されていた宝物を発見した時のように、うれしくなりました( *´艸`)

足を川につけて、そのまま、川の中へ・・・

しばし、石拾いに夢中な私たち・・・

収穫物です( *´艸`)



綺麗でしょう♪

なんだか、さざれ石のようなものまでありました
コンクリやモルタルには見えないのです


これは、友人が拾ったクリクリ坊主
なんてかわいいのでしょう!!!
いいなあ~( *´艸`)

すっかり楽しんで、お腹もすいたところで、
遅めのランチです


本宮前の「いっぷく」という感じの良いお店で、「めはりとうどんのセット」をいただきました
めはり、やっぱりおいしかったー♪

駐車場のお土産物屋さんでしこたまお土産を買い、
熊野は、これでおしまいです

もっとゆっくりいたかったけど、
一路、最終地点である伊勢の、まずは二見浦へと向かいます

途中、熊野川の色が素敵でした



熊野さん、また来ますね~!!


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