畑のイセヒカリの様子です
(写真を撮ってから、すでに10日位経ってしまいましたが・・・)
水田の稲穂に比べると、はるかに小さくて、苗の分結も少ないですが、
それでもがんばって稲穂をつけています
実は、たった3畝の稲作にもかかわらず、
夏の間の草取りのあまりの大変さに、
(2枚目の写真の、稲の後方を見ていただけるとわかると思いますが、
草取りできてないところは稲より高い丈の草ぼうぼうです)
何度かにわたる、炎天下、3~5時間あまりの草取り、
熱中症にはなるし、ゆるやかなぎっくり腰にはなるし、
応援を頼みにしていた有志の方々の手助けも、
結局全く借りれず仕舞いで、
なんだか一人相撲で空回りしているように感じ、
すっかり心が折れてしまっていたのですが、
それでも稲は育ちたいと思ってるだろうから、と、
重い心を抱えて畑におもむくと、
走り穂(最初の花穂)が出ているではありませんか!
かわいい花穂に、
固くなっていた心と疲れた身体が、ふわあっとゆるみました
こんな稲にとっては厳しい環境の中でもけなげに花穂をつけてくれたイセヒカリに、
思いがけずに癒されたのです
(だから、植物って大好き!)
私のイセヒカリ栽培の師匠が、よく言います
「植物も人間も同じ」
「子どもを育てるのと同じ」
忙しさの中、十分に手をかけたとは全く言えないけれど、
それでも、
有志の皆のためにと、
私としては倒れながらもがんばってきたので、
あたかも、子どもの方がそんな私を見て、
「やれやれ、しょうのない親だなあ」と、
私のために成長してくれたようです
その時は畑にスマホを持っていかなかったので、
写真を撮れなかったのがとても残念・・・
本当に、かわいかったですよお~♪
子どもに労わってもらって、すっかり癒された私は、
よし!がんばるぞ、と、またまた草取りに専念し、
出穂を楽しみにしていました
それから、2週間・・・
巡礼の旅と東京での仕事を終え、伊豆に戻り、畑に行ってみたのが、
上の写真です
まばらではあるけれど、結構稲穂が出ています
ダメダメ親だったのに、本当にありがたいです
その姿を見て、「また来年も、今年の経験をもとにがんばろう」
「来年、畑一面のイセヒカリ栽培に挑戦しよう(無謀?)」と、
新たに決意しました
この写真のは、苗を作って植えた方で、
直播したものは、雑草に負けてしまったのか、全て消えてしまいました・・・(涙
お米作りは「苗八分」というそうで、
いかにしっかりした苗を作れるかどうかで決まってくるそうです
畑作でも、やはり苗を作った方がいいということがわかりました
今年は、プランターミニ水田で苗を作りましたが、
ネットで見ていたら、新聞紙やシートを使って畑で苗を作っている方もいたので、
来年はそれにも挑戦してみようと思います
イセヒカリは肥料がいらないと聞いていたので、
ほとんど無施肥でやってみたのですが、
やっぱり、ある程度の有機物がないとだめみたいです
プランターミニ水田は、全く肥料分のない土で栽培したので、
ほとんど実がつかずに枯れてしまいました
後は、とにかく、畑に毎日は行けないので、
成長期に地面が乾かずに、水分を保てる工夫を何かしないとならないようです
さてさて、刈り入れをいつにするか、
それが問題です・・・(^o^;
0 件のコメント:
コメントを投稿