2016年5月17日火曜日

人間って

今、パートナーさんが、大元教の出口王仁三郎の「霊界物語」を読んでいます

その中で、出口王仁三郎が、
「全てのことは人がやってくれている。だから人を大切にしなさい」
という旨のことを言っていると教えてくれました

その時は、
本当にそうだなあ、やっぱり、人を大切にしないと、
と思いました

でも先日、
電車の中で、ふっと、そうかなあ?っと、思いました

人にとって必要なことは、
本当に人が全てやってくれているんだろうか?

空気も水も、自然が作ってくれている
食べ物も、他の生き物がその命を与えてくれています

身体を作っているのも、
その機能を働かせてくれているのも、
人ではなく、何かの力

人は本来、
自然の中で完結できるよう、創造されています

もし、一人の人が、
自然の中でたった一人だったら、
その人は孤独を感じることもなく、
満たされているでしょう

人は、
人の中にいるから、
孤独を感じるのではないでしょうか

修行時代、
「もし、宇宙にたった一人だったら?」と考えたことがあります

ちょっと、そう想像してみてください(*´ω`*)



そう想像したとたん、
強烈な歓びに満たされました

私にあれこれ注文や要求や文句を言う人もなく、
そこに何の比較もなく、
私は解放され、
全く自由で、
安心しきって、
完全にくつろいでいます

私が全てであり、
全てが私です

私が始まりであり、
私が終わりです


それは、
完全な完結であり、
充足です





 私たちは、そこに向かうべく、
今は不完全な形で、
存在しています

不完全であるのは、
そこに比較がある時だけです


人は本来、
自然の中で一人で完結できるよう、創造されています

でも、
同時に、
人は群れで暮らすよう、デザインされています
(多少の個人差はありますが)

両性があるということ自体、
生命という点において、
不完全さ、
言い換えれば、二元が存在しています

比較も、二元です

でも、
比較がなければ、
私たちは自分自身を知ることもできません

二元は悪いものではなく、
私たちが私たち自身を知るためにこそ、
存在しているのでしょう

そう思うと、
人間って、
本当に不思議な存在です

その不思議さは、
不思議さのままで置いておきたいですね

きっと、
それぞれの魂が、
それぞれの魂として完結すること、
それがその不思議さの答えなのでしょう♡





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