2014年2月10日月曜日

2013年6月アップの「アジズとフーマンに関する質問に答えて」のつけたし



昨年、私の師であるアジズとフーマンに関する質問に答えてのブログをアップしました。

その時から、ちょっと2点付け足したいと思っていながら、
時間がなかなかなく、今に至っていたものを、書きます。


ひとつは、K氏に関することです。
念のため、誤解のないように付け足しておきますが、
K氏のことは個人的にとても信頼していますし、その人柄も大好きです。

また、K氏は私にとって、魂の恩人と言っても差し支えのない人です。
というのも、K氏がアジズやフーマンを日本に召喚し、
リトリートをオーガナイズしてくれたからこそ、
私は私にとっての素晴らしい師を得ることができ、
魂への道を確実に歩むことができたからです。

また、K氏は、その道を歩む上でも、いろいろなアドヴァイスをくれました。
その中で、とても印象に残っているものが2つあります。

一つは、ワークを始めて1年くらい経った頃でしょうか。
始めてからしばらくは、ステート・オブ・プレゼンスの確立や、ビーイングの深まり、
ハートを開いていくことなど、進歩が目に見えて感じられたのですが、
ある時点で、進歩が止まってしまったように感じて、
「私はちゃんと進歩しているのだろうか?」と不安や疑心が生じてきたのです。

それをK氏に話したところ、こう言ってくれたのです。

「そういう時は、後ろを振り返ってみてごらん。
広大な原っぱで、草刈をしていたとするよね。
草を刈っても刈っても、草は一向に減らず、
目の前には依然として広大な草原が広がっている。
全然自分が草を刈れたようには思えない。
でも、その時に後ろを振り返って見てみるんだよ。
あなたの後ろには刈られた草が、山になっていて、
広々とした大地が顔を出している。
ああ、自分はこれだけ刈ってきたんだな、
進んできたんだな、ってわかるよ。」

この言葉に、私は本当に救われたものです。

ああ、確かに私は大きく進歩してきた。
以前の私とは、全く変わってしまった。
確かな変容がそこには起きてきていた、と、わかることができたのです。

この話は、私が教えていく上でも、よく使わせてもらっています。

もう一つは、
私が、一緒にワークをし、道を共有できる人を好きになってしまった時のことです。

私には、道をシェアしあえて、ともに歩み、成長していけるパートナーが欲しいという欲求が、
非常に強くありました。
それは、どんなに打ち消そうとしても、打ち消せない、私の深いところからの欲求でした。
でも、前夫は、全く精神世界に興味のない人で、
私は自分にとって一番重要なことを何も話せず、
価値観も生きるところも全く違う人とパートナーであり続けることに、
大きな寂しさとむなしさを感じていました。
生き方や、子どもの育て方でも、いろいろと全く違い、
それを話し合うこともできず、ただ、否定的に見られることに、
限界も感じていました。

そんな私の前に、本当にいろいろとシェアしあえる人が現れたのです。
好きになってしまうことは、私にとっては、当然の成り行きでした。
とはいえ、結婚している身で、まして、そういうことに理解のある夫ではありません。

夫に知られないように画策しようとした私に、
K氏が「真実を探究するなら、あなたが真実に生きなければいけない」と、
言ってくれたのです。

私は、はっと目が覚めたようでした。
夫に正直に話し、私は隠し事をしながら生きていく必要がなくなりました。
偽りの人生を歩む必要がなくなったのです。

真実に生きた結果、夫を傷つけ、離婚という形になりましたが、
仮面夫婦でずっといるより、
私にとってははるかに自分自身を、誠実に正直に生きられる結果でした。

でも、前夫にとっては、どちらが良かったのかわかりません。
前夫側からしたら、他の人を好きになったことも、
それを正直に話したことも、単に私の身勝手さに過ぎないことです。
いまだに、私を許すことのできない前夫にとっては、
言わなかった方が良かったのかもしれません。
それでもやはり、潜在意識では全てわかってしまうこと、
たとえ傷ついたとしても、本当のことを知った方が良かったのだろうと思います。

そういった、非常に重要なアドヴァイスをくれたK氏に、
今でも深い恩と感謝を感じています。



付け足したかったもうひとつのことは、
アジズとのアウェアネスのワークで苦しんでいた完全なハート・タイプの仲間のことです。
「私には合わない!」と魂からの悲鳴をあげていた彼女は、
本当に泣き叫び、苦しみにのたうちまわりながら、
それでもなお、真剣に取り組み、
ステート・オブ・プレゼンスの安定化をついに成し遂げました。
フーマンにも、「あなたには合わない」と言われていたにもかかわらず、です。

そして、後に、
「本当に苦しかったけど、やって本当に良かった。
ステート・オブ・プレゼンスがなければ、私は進化できなかった」という意味のことを、
私の友人に打ち明けたそうです。

その魂の誠実さには、心からの尊敬を感じずにはいられませんでした。

本当は、ハート・タイプこそ、アウェアネスが必要なのです。
それがあるかないかで、ハートの質が全く違ってくることを、
ひしひしと実感しています。

だからこそ、
すぐに結論を出さないで、どんな探求者にも、
アウェアネスを目覚めさせるワークをしてほしいと願っています。

それは、それほど貴重なものなのです。

それを、本当に誠実な探求者に知って欲しいと願っています。








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